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能登半島の豊かな自然の恵が生みだす幸や産物、そこで暮らす人々がつくりだす工芸品など宝物を捉え、ゲストに堪能してもらうことをコンセプトにしたレストラン。
それとともに、日本でもっともコスパの高い名フレンチとも呼べる『ラトリエ・ドゥ・ノト』をレポートします。
平均予算:ランチ 5,000~7,000円、ディナー 10,000~15,000円/「ミシュラン石川 2021」1つ星、「ゴ・エ・ミヨ 2020」3トック
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※リンク先から「ラトリエドゥノト」で検索してください
店の特徴
能登の名物・朝市の通りから少し外れた中心地。
趣のある、輪島塗の塗師屋の工房であった古民家(長屋)に入っているのが、能登を代表するフレンチレストランの『ラトリエ・ドゥ・ノト』です。
美しい中庭や町家の雰囲気を残した内観となっているため、フランス料理店ながら「日本の風情」を感じることができます。
半島の豊かな自然の恵が生みだす幸や産物、そこで暮らす人々がつくりだす工芸品など宝物を捉え、それをゲストに堪能してもらうことをコンセプトにしたレストラン。
コースの内容
今回は、8,400円のランチコースを堪能。
ランチも、ディナーも3種のコースが出ていますが、ランチでも最も上のランク、ディナーでは真ん中の価格帯です。
結果としては、これが大正解。
わたし史上、1万円以下のコースでは、これまでに食べてきた中でも、もっとも満足したフレンチのコースでした。
牡蠣やばい貝、フグやヒラメ、タイやアワビなどフレンチと相性の良い、さらに地産でもある食材を、確かな腕で仕上げられたら、もう何も言うことはありません。
ソフトドリンク・カクテル
車の運転があったので、モクテルで。
ベリー系の甘くないのでとお願いしたら、その通りの味で仕上げてくれました。
ちなみに、ワインは能登周辺のワイナリーのものを揃っています。
能登ワイン、ハイディ・ワイナリー、セイズファームなど、地元で良質なワインとともに、コースを楽しむのも一興でしょう。
アミューズ①
手前は、サヨリをトマトのジュレで。
奥は、ふきのとうのフリット。
アミューズ②
「牡蠣は食べられますか?」と訊かれたので、「はい、大好物です」と答えつつ、何だろう?と思ったら、おまけで1品出してくれました。
能登産の牡蠣。
七面鳥から取った出汁のジュレに、中の島のもずくを添えて。
前菜①
新玉ねぎのババロア。
具には、輪島産のばい貝や海老、上に添えられたのはウド。
1つ目のパンはバゲットで。
前菜②
輪島産のふぐを洋風茶碗蒸しで。
春菊のソースが濃厚。
前菜3
鯛のすり身、鮑などを、貝の出汁の泡ソースで。
魚料理
ヒラメのグリルを、魚のあらでとった出汁のソースで。
添えられているのは、魚の出汁で炊いたリゾット。
イカと筍入りのシャキッとした食感がアクセントになっています。
また、ノビルやコゴミなどの山菜が添えられているのも、都会人には贅沢なあしらい。
2つ目のパン。
メインのソースとともに食べられます。
口直し
春らしく、ふきのとうのグラニテ。
メインの肉料理
能登牛・イチボのロースト。赤ワインソース。
奥にホロッホロのテールの煮込みが添えられています。
デザート
一つ目のでセールは自家製ヨーグルトシャーベット。
イチゴとイチゴのソースで。
松尾栗園の和栗のムース。
食後のドリンク
紅茶・ハーブティーも選べますが、コーヒーをセレクト。
小菓子
フィナンシェで〆。
料理、食べ物など、能登の宝と呼ぶにふさわしいものでしたが、もう一つ、お宝を発見。
トイレの手前の壁には、なんと永井豪の手描きのイラストが!
このレアな生絵を観られただけでも、得した気分になります。
メニュー
【ディナーコース】
「Aコース」5,250円
「Bコース」8,400円
「Cコース」12,600円
【ランチコース】
「Aコース」3,300円
「Bコース」5,250円
「Cコース」8,400円
*メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
電話かwebから。 web即時予約は、ヒトサラで受け付けています。
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※リンク先から「ラトリエドゥノト」で検索してください
店の地図・アクセス
「輪島駅」より、徒歩10分・タクシー 4分
『ラトリエ・ドゥ・ノト』店舗情報
平均予算:ランチ 6,000-8,000円、ディナー 20,000-30,000円
営業時間:ランチ 11:30~13:00(L.O)、ディナー 18:00~20:00(L.O)
定休日:不定休
電話番号:0768-23-4488
住所:石川県輪島市河井町4-142
オフィシャルHPはこちら 食べログの情報を見る
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