Foodies Asia食にこだわる“フーディー”に

2021年度の「アジアのベストレストラン50」ではNo.8にランクインしている『ラ シーム』の高田シェフがメニュー監修している、W大阪3階のダイニング。モダンフレンチを遊び心満載で提供しています。

平均予算：ランチ 7,000～10,000円、ディナー 10,000～15,000円　

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店の特徴

最近、実力のあるシェフがプロデュースしたレストランに、あらためて興味が湧いているんです。

自らが手掛ける支店とは違い、創作やオペレーションの点で違った視点が入ってくることで、どういう化学反応がおこるものなのか。

多かれ少なかれ、必ずコラボレーションの要素が入ってくるので、１＋１が２以上になるのか、遠慮などから魅力が半減してしまうのか。

というわけで、行かなくちゃと思いつつも、約半年が経ってしまっていた、W大阪の『Oh.lala…（オーララ）』へ。

フランス語で驚いた瞬間や興奮した瞬間に口にする「オーララ」（英語だとウーララですね）という言葉を店名にしたレストランで、遊び心あふれる演出や料理がコンセプトでしょうか。

2021年度の「アジアのベストレストラン50」ではNo.8にランクインしている『ラ シーム』の高田シェフが共同メニュー開発を担当しています。

昼は4～5品のコース、夜は5～8品のコース

メニュー（▽）はコースのみ。

ランチコースは、4品の「QUATRE（キャトル）」と5品の「CINQ（サンク）」の2種。

ディナーコースは、5品の「CINQ LUXE（サンク リュクス）」、7品の「SEPT（セットゥ）」、8品の「HUIT（ユィット）」の3種。

今回は、ランチの「CINQ（サンク）」で。

ゴールデンキャビア・信濃雪鱒のリエット・ラディッシュ・梅

アミューズは、リエットから。

長野産の「信濃雪鱒」とその卵「ゴールデンキャビア」という理にかなった組み合わせ。

カンパーニュ

パンは、まずはカンパーニュから。

アミューズの後に出てきました。

食べ終わると、「もう一つどうですか？」と薦めてくれるのですが、ここが難しいところ。

ニコちゃんマークがトレードの燻製したバターの美味しさも相まって、食べすぎ注意です。料理が入らなくなります。

季節の焼き野菜・野菜のビネグレット

レタスに隠れていますが、にんじんやジャガイモ、ゴボウなどの焼き野菜が主役。

いい火入れで、それぞれの野菜の甘みが出ています。

東北名産の漬物「いぶりがっこ」や粗目のマスタードなどを付け合わせてにした変化球も。

イチジクのパン

２つの目のパンは、イチジクのパン。

白いんげん豆スープ・ファラフェル・チョリソー

煮たインゲンが盛られた皿が出てきて、「これまた、ミニマルな料理が」と驚いていたら、スープでした。

マグを使って注がれるのですが、ファッショナブルさとカジュアルさのギリギリの線を行くところはWらしい演出かもしれません。

付け合わせ的に出てきた、中東の野菜コロッケ「ファラフェル」とチョリソーのプチピザが、さりげなく逸品。

スープと交互に口に入れていくと、塩味と脂味がほどよいバランスで、食べ飽きません。

ポークスペアリブ・茄子とトマト

メインは、パスタ、魚、肉からセレクト。+3,000円で黒毛和牛のランプも選べます。

で、初めてのお店の場合は、肉料理に決めていますので、ポークスペアリブを選択。

この表面の焦げ具合が、肉好きにはたまりません。

ヨーグルトソースを付けると、ギリシャやトルコ方面のオリエンタルな風味も加わって、かなり面白い味です。

桃とショウガのスムージー・ウフアラネージュ・炭酸レモン

デザートは、スムージー。

オフホワイトを基調とした、ちいさなパフェとも言えるでしょう。

コーヒー 又は 紅茶 

おそらく今のメニューがそうだったという偶然の要素が大きいとは思いますが、インゲン豆やファラフェル、ヨーグルトソースと、ヨーロッパ東部・中東のテイストが印象的でした。

料理のトレンドとして、ちょっと関心が東寄りになっていたら、個人的には面白いと思うんですけどね。

ちなみに、Wホテルということで、数年前に訪れたWバンコクのメインダイニング『ザ・ハウス・オン・サトーン』を思い出したりもしていたのですが。

こちらはトルコ出身のシェフが、大陸的な味を洗練したスタイルで提供していたお店。

Foodies Asia

 

3 Pockets

2017.09.25

タイ・バンコク『THE HOUSE ON SATHORN（ザ・ハウス・オン・サトーン）』イノベー...

https://foodies-asia.com/bangkok_houseonsathorn

 感度の高い大人たちからの絶大な信頼を誇る「W HOTEL」。そのバンコク店に併設するレストランが「ハウス・オン・サトーン」です。トルコ出身のシェフ、ファティ・トゥタク氏のマルチ・カルチャーな料理が真骨頂。旅をコンセプトとすることで、ホテル・レストランというスタイルにも新たな風を吹き込んでいる存在だとも言えるかもしれません。平均予算：ランチ 5,000～7,000円、ディナー 10,000～15,000円googleマップで地図を見る日本語可！『ザ ハウス オン サトーン』をグルヤクで予約する マルチ・カルチャーを“コロンブ...

メニュー

【ランチ】
「QUATRE（キャトル）」4品：6,070円
「CINQ（サンク）」5品：8,220円

【ディナー】
「CINQ LUXE（サンク リュクス）」5品：10,750円
「SEPT（セットゥ）」7品：12,650円
「HUIT（ユィット）」8 品：15,180円

＊メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。

予約方法

電話かwebから。 web即時予約は、ぐるなび・一休で受け付けています。

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店の地図・アクセス

地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」3番出口より徒歩3分。

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