タイ・プーケット『NITAN(ニタン)』イノベーティブ ☆

Phuket-Restaurant-Nitan

 

プーケットのグルメシーンの発展を象徴するエリア、チャーンタレイの片隅に突如現れた注目の新鋭が、この『ニタン』です。
コンテンポラリーな欧州料理の顔を醸しながら、タイ南部料理のエッセンスをセンスよく忍び込ませるスタイルに感動。

平均予算:ディナー 7,000~10,000円 

googleマップで場所を見る 日本語可!『NITAN』をグルヤクで予約する

プーケットに現れたイノベーティブレストランの新鋭

平均予算:7,000~10,000円

遠かった。で、良かった。

というのが、率直な感想なのですが、遠いから良いのか、良いから遠いのか、よくわからなくなっている人間が書いている記事なので、そのあたりはご考慮の上で読み進めていただければと思います。

「ミシュランガイド プーケット」でビブグルマンを獲得した『Surf & Turf by Soul Kitchen(サーフ&ターフ バイ ソウルキッチン)』の姉妹店、しかもプーケットでは珍しコース料理メインの店ということで気になっていた、この『ニタン』。

Phuket-Restaurant-Nitan

「Baan WANA」という商業エリアの一角にあるのですが、Googleマップで調べると、チャーンタレーから約5km(車で10分ほど)のところにあります。

徒歩で40分ほどだったので、歩くのはしんどいと、最寄りの宿をとったのですが、それでも徒歩20分の距離。

Grabのアプリで調べてみたら、2km・4分の乗車で料金は300THB。

え!? それだけあれば、空港まで行けます。どうかしてるよ、プーケットのタクシー&Grab事情・・・。

そういうときに、持つべきものは下戸の友。しかも、運転好きでおいしいもののためなら海外にまで一緒に行ってくれる友なのですが、そんな都合のいい連れはいなかったので、暗がりのなか歩きます。

相当なもの好きなければ、おすすめしませんので、きちんと足は確保した上で行くべきです。

・メニューはコース中心

アラカルトも出ていますが、コースが中心と言っていいでしょう。

基本的には、4皿の「4 COURSE TASTING MENU」1,200バーツ(約4,500円)と7皿の「7 COURSE TASTING MENU」1,900バーツ(約7,000円)の2つ。

そして、ベジタリアン向けに5皿の「5 COURSE VEGITARIAN TASTING MENU」900バーツ(約3,500円)もあります。

ワインも充実していて、微発泡のロワールのものまでありました。

このセレクトのセンスは、結構信頼できます。

 

「Blue Crab」

Phuket-Restaurant-Nitan

冷前菜は、「カニのサラダ仕立て」。

これまでプーケットで、よく「ブラック・クラブ」は食べてきたのですが、この「ブルー・クラブ」とどんな違いがあるのかはわかりませんでした。

両方、美味しくて。

リンゴやキュウリなどで清涼感を出し、マンゴーで甘みを、そしてガスパチョが添えられています。

リゾート島らしいトロピカルな料理とも言えるでしょうか。

 

「CHICKEN MOUSSELINE RAVIOLI

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ムース状にしたチキンをタネにしたラビオリ。

ライスチップが添えられています。

このソースが意外や曲者。パパイヤの入ったココナツカレーなのですが、結構な辛さでパンチが効いています。

 

「RED MULLET」

日本で言えば「ヒメジ」あるいは「ヒメヒラメ」と呼ばれる魚です。

甘鯛の鱗焼き的な火入れですが、鱗は柔らかめ。

素直に喉に通っていく白身魚でした。

ソース的に使われたサバイヨンには、ミソも練り込まれているので、少し日本食のニュアンスを、味付けでも感じられます。

 

「TIGER PRAWN」

このタイガー海老が、もっともインパクトがあった皿でした。

まず大きさにびっくり。小さめのロブスターくらいで、身は締まっています。

そして、このソースが気が利いています。

右側はトムヤンクンをカスタード状にしたもの、左側は海老のジュから取った泡ソースです。

 

「CHICKEN BREAST」

Phuket-Restaurant-Nitan

メイン一皿目は鶏むね肉のグリルです。

上にちょこんと載ったミニ茄子の存在感が大きいですが、下の鶏が主役。

そこに、タイの「LOOK-CHOAK」を混ぜることで、エキゾチックな雰囲気も醸し出しています。

 

「BEEF TENDERLOIN」

Phuket-Nitan

肉のメインは、テンダーロインのグリルを、タイのストリートフードである「NAAM-PRIK-KHA」で覆ったもの。

ナムプリカ―とは、ガランガルを主原料とする唐辛子のソースで、そもそも牛肉のグリル、もち米、新鮮な野菜と一緒に食べられているものなので、このメインもタイ風のステーキとも呼んでいいかもしれません。

付け合せも面白く、マッシュポテトに紫キャベツからつくられたピュレが載っています。

 

「GUAVA

Phuket-Restaurant-Nitan

デザートはグアヴァのアイスクリームに、ホワイトチョコレートのムース、プラムなど。

・まとめ

駆け足で、テイスティングコースの内容をレポートしてきましたが、面白いコースでした。

欧州料理風な佇まいに見せて、アジアの味が隠されているというスタイルが、この店の個性なのでしょう。

どうしても比較したくなるのは、『PRU』なのですが、彼らのファーム・トゥ・テーブルを具現化する地元の食材へのこだわりは尋常ではないですが、あくまで西欧料理視点。

対象的に、この『NITAN』は、西欧料理の顔をかぶっていますが、よりタイのネイティブに近い感覚でつくられたイノベーティブという印象です。

そういった個性の違いを楽しめるところにも、プーケットのグルメシーンのボトムアップを感じざるを得ません。

ここからは、かなり余談になりますが、訪れたのは、実は月曜の夜。客は私一人でした。

私の予約さえ入ってなければ、店を開けずに済んだだろうにと半ば申し訳ない気持ちを感じてしまうのですが、なんかデジャブな状況でもあったのです。

ちょうど1年前、クアラルンプールの『デワカン』に行ったとき(最近移転しましたが、当時はここも市の中心地から遠かった)、広々としたダイニングのなか、同じように私一人でディナーを食べていたのです。

Phuket-Restaurant-Nitan

「料理は素晴らしいけど、店は持つのかな?」と余計な心配をしてみたのですが、年が明ければ、2019年度「アジアのベストレストラン50」のNo.46にランクイン。

国際的に評価されるグルメ不毛の地と言われたマレーシアで初めてベスト50入りを果たす快挙を達成し、当然の如く人気店になっていきました。

オープン当初の実際の評価なんてそれくらいあてにならないということなのですが、客入りと『ニタン』でディナーをとりながら、「料理は素晴らしいけど…」と同じようなことを思い出していたのです。

まあ、2020年度の「アジアのベストレストラン50」のニューフェースとして、タイからは『PRU』あたりが入ってくるのが順当ではあります。

が、個人的に2019年に見つけた店では、チェンライの『ローカス ネイティヴ フード ラボ』やこの『ニタン』などが注目されると、より面白くなってくるんだけどな、と。

そんな夢想が楽しくなる新鋭の発見でした。

 

『NITAN』のインスタ最新投稿をチェックする

 

 

『NITAN(ニタン)』店舗情報

コース料金:ディナー 1,700タイバーツ(約6,000円)
営業時間:ディナー 18:00~23:00 定休日:日曜
電話番号:+66 65 683 0432
住所:38 177 Si Sunthon, Thalang District, Phuket
オフィシャルwebサイトはこちら

予約に関して

予約は電話か、Facebookから(タイ語・英語)。
日本語で予約したい場合は、代行予約が便利です。
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店の地図

 

 

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