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香港。いまやアジアを代表するグルメシティであることに異論の余地はないでしょう。
この記事では、そんな香港の美味しいファイン・ダイニングを一望。
ミシュラン、アジアのベストレストラン50などのランキングもダイジェストで紹介。
ハイエンドでクリエイティブ、そしてオシャレ、値段だけではない高級レストランを探している方にとって、どの店に行けばいいかが見つかる決定版になれば嬉しいです。
introduction:香港のグルメシーン
香港のグルメと言うと、ストリートフード的な安旨メシのイメージが強いかもしれません。
それも香港グルメの大きな魅力ですが、アッパーミドルを満足させるレストランも充実。ハイセンスな広東料理、そこで味わえる飲茶、そしてフレンチやイタリアンから和食まで、東京にも引けと取らない、いや香港でしか味わえない美食が集まります。
インターナショナルにアジアを見ても、最注目のグルメ都市、ぜひ堪能してください。
それでは、ジャンル別におすすめ店を挙げながら見ていきましょう。
・広東料理のファインダイニング
<オススメのレストラン>
『唐閣(T’ang Court)』、 『福臨門(FOOK LAM MOON)』、 、
・フランス料理
<オススメのレストラン>
『アンバー(AMBER)』、『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション(L’atelier de Joel Robuchon)』、『カプリス(Caprice)』、『ネイバーフッド(NEIGHBOURHOOD)』、『ベロン(BELON)』
・イノベーティブ
<オススメのレストラン>
広東料理の最新型:、『香港『Twenty Six by Liberty(トゥエンティシックス・バイ・リバティ)』、『リトル・バオ(Little Bao)』
ワールドワイド:『テイト・ダイニング・ルーム(Tate Dining Room)』
・カジュアルガストロノミー
<オススメのレストラン>
『チノ(Chino)』『リトルバオ(Little Bao)』『22 Ship(トゥエンティ・トゥー・シップス)』
・日本料理
<オススメのレストラン>
『すし志魂(Sushi Shikon)』
、『ハク(HAKU)』、『ヤードバート(YIRDBIRD)』、『フクロ(Fukuro)』
・ローカルフード
挙げだしたらキリがありませんし、このページのテーマから少し外れますので、下記の記事などをご参照ください。
各ガイド、ランキングでの評価
・ミシュランガイド 香港・マカオ
2008年に初版が発行されてから10年以上の歴史を持つようになった『ミシュランガイド 香港・マカオ』。
それ以降、予算1,000円以下で楽しめる点心、雲呑、粥などのローカルフードや日式ラーメンが1つ星を獲得したり、ミシュラン史上世界で初となるニュースも多くありました。
・アジアのベストレストラン50
世界の食通が、おそらく最も気にしているレストランランキング。アカデミーと呼ばれる会員が、過去18ヶ月に実際に体験したレストランに対して投票してランキングが決まります。
2013年のスタート以来、コンスタントに8-9店が香港からランクイン。最新の2018年度は、No.7『アンバー(AMBER)』、No.13 、No.16 、No.22、No.22 、No.32『ネイバーフッド(NEIGHBOURHOOD)』、No.40 、No.41、No.46『カプリス(Caprice)』といった9店舗。
過去にランクインした実績があるレストランは、『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション(L’ATELIER DE JOËL ROBUCHON)』と『天空龍吟(TENKU RYUGIN)』、『福臨門(FOOK LAM MOON)』、、『ヤードバード(YARDBIRD)』。
ランクインはないものの、『テイト・ダイニング・ルーム(Tate Dining Room)』のジャッキー・ラウさんが、2015年の最優秀女性シェフを受賞しています。
・La Liste 2018
フランス政府もバックアップし、世界165カ国の550のガイドから約2615万のレビューをスキャンし、公平なアルゴリズムにしたがって世界のレストランをランキング化したサービス「La Liste」。
香港はベスト1000内に、下記の21店がランクイン。押しも押されぬ名店ばかりですね。新し目の店と言えば『和牛 匠』あたりでしょうか。日本から行く必要があるかは微妙ですが、良い店であることは確かです。
<No.1~500>13店
No.79 、No.164『唐閣(T’ang Court)』、No.209『カプリス(Caprice)』、No.227『すし志魂/Sushi Shikon』、No.227『すし志魂(Sushi Shikon)』、No.227『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション(L’ATELIER DE JOËL ROBUCHON)』、No.348 、No.389 、No.408 、No.422 、No.478 『福臨門(FOOK LAM MOON)』
<No.501~1000>8店
No.522 、No.587 、No.631 、No.635 、No.678、No.749 、No.793 、No.926
・OAD 「Asian Restaurants 2018」TOP 200
美食家のための世界レストランランキングの代表的な情報源の一つ「OAD(Opinionated About Dining)」による「Asian Restaurants 2018」。
「OAD Fine Dining Survey」という名のように扱う店はファインダイニングに特化。比較的「アジアのベストレストラン」に近いというか、コンサバな部分のみを切り出したようなイメージです。
TOP 200内に香港の店は、19店がランクイン。こちらも名店ばかりですが、「La Liste」などと店や順位が若干違っているところが興味深いです。
「アジアのベストレストラン50」のフレッシュさと、「La liste」の安定感のちょうど中間くらいでしょうか。
<No.1~100>8店
No.7『家全七福酒家(Seventh Son Restaurant)』、No.34『 』、No.38『 』、No.58『 』、No.63、No.69『アンバー(AMBER)』、No.78『 』、No.82『すし志魂(Sushi Shikon)』、No.100『 』
<No.101~200>11店
No.104『福臨門(FOOK LAM MOON)』、No.111『ネイバーフッド(NEIGHBOURHOOD)』、No.112『 』、No.113『VEA Restaurant & Lounge』、No.116『卅二公館(Mott 32)』、No.126『天龍軒 (Tin Lung Heen)』、No.136『欣圖軒( 』、No.143『 』、No.144『カプリス(Caprice)』、No.154『禮賓傅(Lai Bun Fu)』、No.200『唐人館 (China Tang)』
・地元メディア「HONG KONG TATLER」
イギリスの旧租借地ということからも、多くの英語メディアがある香港。
グルメ情報に関しても多彩ですが、一つ挙げるなら、ライフスタイルメディア「Hong Kong TATLER」がしっくりきます。
毎年初旬に、「The Top 20 Restaurants In Hong Kong And Macau」を発表しています。
2018年度のTOP 20から香港の店のみピックアップすると、No.1『カプリス(Caprice)』、No.3『エピュレ(Épure)』、No.4『セルジュ・エ・ル・フォーク(Serge Et Le Phoque)』、No.5『 』、No.6『 』 、No.7『テイト・ダイニング・ルーム(Tate Dining Room)』、No.8『VEA』、No.9『Godenya』、No.10、No.11『オクラ・バー(Okra Bar)』、No.13『ハク(Haku)』、No.14『フランツェンズ・キッチン(Frantzén’s Kitchen)』、No.15『ネイバーフッド(NEIGHBOURHOOD)』、No.16『アルケーン(Arcane)』、No.17『アンバー(AMBER)』、No.20『泰麵(SAMSEN)』という順位。
さすが地元に根を張っているだけあって、新しい店をフォローしています。
もちろん長続きするかどうかは未知数ですが、日本酒をフィーチャーした『GODENYA』、日本創作料理『haku』、ストックホルムにある2つ星店初の支店『Frantzen’s Kitchen』、タイ料理の『泰麺』など今が行き時の店に注目です。
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